2007年08月30日

エレベーター

ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展ーアリス、あるいは快楽原則(ラフォーレミュージアム原宿)」を観てきました。立体の作品はやはり写真で見るよりも凄味を感じれるのでいいし、コラージュ作品も切った貼ったの段差をみれたり、空気感を確かめれるのでいい。
メディウム・ドローイングは僕もその名称を知らない時期にやったことがあります。ホームレス時代、死ぬほど暇な時間があった僕は半ば曖昧な状態で絵を描いたもんです。ヤンさんのそれらの作品と僕の描いたものとを比べるのは恐れ多いんですが、共通点がたくさんあって嬉しいような歯がゆいような気持ちになりました。ともかく、非常に刺激になりました。

Eric La Casa「Secousses Panoramiques」(hibari music)
コンセプトに惹かれて購入。
エレベーターの音を録音した、CDです。
今、それを聴きながらブログを書いています。

電車の中では暇なんで、「思い出す」と「想像する」の差異について考えていました。

関野吉晴氏の
「人は迷惑をかけて生きている。おもしろくなきゃいけない。生きていくためにね・・・ 」
って言葉が効いた。
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2007年08月29日

深夜の馬鹿力

情報や応援ありがとうございます。
まだ、始まってもないのに、ありがたいやら恥ずかしいやら。
とりあえず出発の航空チケットはおさえました。
まず、北海道に飛びます。
その先は未定です。

意固地なもんで、ものの側面しか見えなくなることがよくあります。
その反対側や上、下、中まで意識できるようになれば良いなと。
見えてる部分は好きじゃないと思っても、その裏側が意外と魅力的だったりする。
そういうことって、よくあるもんです。
飛ばせ、意識!

小休止。

友達がオススメしてくれたので「皇国の守護者」を読みました。主人公のキャラクターが魅力的です。戦争中、ある種の極限状態では本質がでやすいもの。自分ならどうするかなんてことを考えながら読み進めました。

あと数日で出発なんで、「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展ーアリス、あるいは快楽原則(ラフォーレミュージアム原宿)」と、「酔いどれ詩人になる前に」はチェックしておきたいです。後者は旅中に行くかも。
タグ:映画
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2007年08月19日

47 in JAPAN 旅音 <序章 2>

旅音のお供の紹介

iBook
ノートパソコン。
愛用のiBookです。数年前に購入。ちょっと重いんですが、音データや画像データのバックアップ用に持って行きます。音楽の編集も時間があればその都度やると思います。主な使用ソフトはAbleton LiveとCubase LE(なにかのおまけでついていたフリーソフト)。

R-09
これが、録音機器のメイン。RolandのR-09です。格安で譲っていただきました。SDカードに長時間の録音が可能。内蔵マイクも申し分ない性能でとてもきれいに録れます。Lowcut(ノイズを軽減する機能)がついていて便利。これを手に入れたことも旅に出ようと思った要因の1つ。

ステレオマイク
小さなガンマイク。ステレオマイクですが、僕は足音を録るときにモノラルにして地面すれすれにプラプラ垂らして使ったりします。

OKM
これはイヤフォンじゃなく、マイクです。耳にはめて使うバイノーラルマイクです。これを使って録音するとヘッドフォンで再生したときに、その場にいるかのような臨場感を再現できます。右から左に通過する音はもちろん、前後、上下の動きも再現できるちょっと変わったマイクです。そういう特性があるんですがヘッドフォンで聴かない場合は若干弱い印象があります。

MD
R-09を入手するまでのメイン録音機。僕はあらゆるところの音を録音するのが趣味なので電池で駆動しメディアがどこでも入手可能なMDはものすごく重宝しました。今回はサブとして持って行きます。

eneloop
R-09とMDは電池駆動、毎回買うの不経済だもんで、充電できる電池を持って行きます。

SP-555
僕の音楽制作の方法は楽器とおもちゃとサンプラーが基本です。これは最近一目惚れして、CD100枚、楽器2つを売って購入しました。Roland SP-555と言います。555ってのが良いですよね。シーケンス機能がそんなに強くないのでリアルタイム演奏する楽器的な趣が強いです。その場その場で曲を作るのならば持って行かなければいけない。が、そこそこかさばる。。。悩み中です。ちなみにRolandのサポートは凄く丁寧です。そこんとこ個人的に高い信頼をおいています。

Xacti
Xacti HD1A。デジカメです。動画も撮れます。写真と動画、使用頻度は半々くらいです。相当気に入ってます。録音場所をメモするために写真も撮っておこうかなと。

三脚
僕のカメラ立たないので三脚は必須なんです。


これは参考資料という意味合いを持たせているんですが、それよりもなによりも自分のモチベーション維持の意味が強いということに気づきました。多くの旅人が自分の様子を綴るのはそういうことなんだなあと。見てくれ見てくれってことじゃないんだなと。

※旅の基本的な携帯品については参考になるページが他にたくさんあるので省略します。
タグ:旅音
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2007年08月18日

47 in JAPAN 旅音 <序章 1>

日本地図

アルバム制作まっただ中なんですが、どうもしっくりこない。
良い曲を作り、ジャケットを凝ってみる。
それだけじゃあ、自分が満足できない。
なんせ、世界では日々、素晴らしい音楽がたくさん作られている。
ならば、なにか人と違うことを。。。
そう感じながらも制作は続けていたんですが、煮詰まり感は消えず。
ふと
「もう、いっそ旅に出たい」
と、思ったんです。二日前に。
日本一周。
考えてみれば僕はほとんどの都道府県を体感していない。
地図で見たらすごく小さい。これならなんとかなりそうだ。
金はないが時間はあるし。

でも、ただ単に旅にでるじゃあ、自分探しの日本一周の旅になる。それも素敵なことだが、今回はそうではなく、それも込みでなにかしら、ん〜、自分の中の旅のルールを持たねばと。

考えた末、47都道府県で人、町、自然の音を録音して曲を作り、最終的にそれを作品にしよう。それから煮詰まっているアルバム作りのことは考えよう。まずは体を動かすところから。と。

「旅」と「録音」、僕の好きな2つを組み合わせた企画。
略して旅音(TABI-ON)。

思い立ったが吉日と言うことで、まずはサンプルを作ってみるために近所の音を採取。

鯉屋さんの空気ポンプと水の音。
電車に乗ってた赤ちゃんの声。
定食屋の皿の音。
駅に鳴り響くベルの音。

そして、僕の足音。

これは大きな発見でした。
足音や移動機関の音はもう、凄腕のドラマーに引けをとらないリズム隊、そこここにある音はすべてメロディーになるじゃないですか。
音楽は世界、世界は音楽!

と、いうことでもうすぐ出発します。
北から南への予定です。
もし、
「ここの海岸の音は最高だ」
「この工場の音はブレイクビーツだ」
「あそこの山には素敵な声の鳥が住んでるよ」
「やはり日本海からの風の音は渋いぜ」
という情報や
「うちの近所の音を使って欲しい」
というご要望があればご連絡下さい。

思いつきの旅のため100%借金でスタートします。(ま、なんとかなるさ)旅行ではないので、観光地や特産物を楽しむ余裕はないですが、おすすめのスポットや1000円以内であじわえる美味しいものなんかがあれば教えてください。安い宿や宿泊できる施設などの情報もお待ちしています。

旅のルールは47都道府県で音を集めないと家に帰ってはいけない。これのみ。
作品のルールはシンセや楽器を一切使わず、その土地土地で採取した音、そこでの僕の足音や呼吸音のみを使用。
(これ、旅中に少し訂正。その土地土地の祭りや民謡などで楽器が使われることがあるのでそれはよしとします。ただし、あくまでその土地で採取した音のみです。)
採取した音のみでもいいと最初思ったんですが、僕が感じたものを再構築、つまり土地の素材を料理してだす方が作品としては面白いと思うのでこのようなルールにしました。
(細かいことを言うと、あまりに極度な波形編集も自粛します。一つの音を加工すればギターやピアノのような音も作れちゃうので。そういうのは作品が完成した場合リミックスとして他者に依頼したり自分で行うようにします)

明日からは、機材についてお話ししたいと思います。

では、最後に僕の近所の旅音をお聴き下さい。素材は上記の通りです。
(曲の構成、雰囲気は今後の体験によって変化すると思われますので、サンプル程度に)

タグ:旅音
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2007年08月11日

しくじるなよ、ルーディ

なるべく失敗した言動をしたくはないけど、
「あー下手こいたー!」
って思うこともある。
スーパースターならいつも完璧で後悔や挫折なんてないのかもしれないけど、残念ながら自分は失敗も挫折も時折ある。

挫折で言うと、パッと2つ思い浮かぶ。(大人になってからのものはリアルなので少年時代からチョイス!)

1つは小学生の時にサッカー選手になりたくて一生懸命練習していたが、ある日、まるで漫画のような話なんだけど、イギリスからの帰国子女の少年が明らかにレベルの違うテクニックを僕らに披露して子供ながらに「これはダメだ」と思った。まあ、進学した中学校にサッカー部がなかったのが大きいんだけど、帰国子女の少年の存在はとても大きかった。

次にボクシングに真剣に取り組み、奥深さ面白さを見出したころ、急激に視力が低下し。。。挫折した。

人は可能性をすり減らして、でも努力や運によりポイントを何点かもらい、そいつを違う可能性と交換したりして生きてるのかも知れない。

なんか今日のゴーヤはいつもより苦かった。だからそんなことふと思ったのか。よく分かりません。

Sandinista!も良いけど、やっぱLondon Callingも良いなあ。
ロルカの本、誰に貸したんだっけ?
そんなことはもうどうでもいいや。
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2007年08月04日

死狂ひなり

こないだ、1年ぶりくらいにお酒を飲みに行ったんですが、そこが沖縄料理のお店でして、酔いどれながら「沖縄っちゃあゴーヤチャンプルねー」と思い、家に帰ってから作ると、簡単で美味しい。で、そーめんと共に夏の定番料理になっているこの頃です。つうか、1年ほど、飲みにも行ってなかったんだな。そうだよな。

ここ最近でもっとも刺激を受けた作品はマンガです。
タイトルは「シグルイ」と言います。

いかれてる城主に真剣で試合(殺し合い)をさせられる片腕の剣士と、盲目の剣士の話。冒頭でその試合が始まり、そこから話は遡って彼らの出会いとその試合までのいきさつを描いているのですが、とにかく絵が力強く、本から飛び出てきて首をはねられそうな勢いがあるんです。とてつもない実力を持っていながら歴史の表舞台には浮き上がってこない、不器用でストイックな男たちのもがく様は、どうしても心を打ちます。

題名の「シグルイ」は、武士道を体現したと言われる書物『葉隠』の一節、
「武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの。」
(武士道は死に狂いである。一人を殺すのに数十人がかりでかなわないこともある。)
に由来。

シグルイ 1 (1)
タグ:マンガ
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