2008年03月28日

金曜は映画その12

君といた丘

「君といた丘」


監督、脚本:ジョン・ダイガン
出演:ノア・テイラー、ローエン・カーメン、ベン・メンデルソーン

中学生くらいに観てずっと心に引っかかっていた映画。
たしかサンテレビで夜中にやってたような。
アルバイトしていたビデオ屋でも見つからず、最近になってオークションで中古ビデオで発見落札。
念願のご対面となりました。
内容はオーストラリアの田舎町を舞台に内向的な少年ダニーと同級生で少し大人びた少女フレア、少し年上でやんちゃなトレバーの3人の青春を描いたドラマ。田舎ならではの閉鎖的な雰囲気と同年代の女子と男子の精神的な成長差。当時は主人公のダニーの目線で物語を観ていたんだろうけど、今は全体を俯瞰で観ていることに気づくも、最終的には胸を締め付けられる切ない感情がわき起こったことに少し驚き、安心したとともに、ここ最近あまりに現実的なことばかりを考えていたことを反省。生きるとはそういうことばかりではないんだと、中学生の自分がポンと肩をたたいた気がしました。そんで、フレアの魅力が今になってよりいっそう理解できました。
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2008年03月21日

金曜は映画その11

エロ将軍と二十一人の愛妾
エロ将軍と二十一人の愛妾
監督: 鈴木則文
出演: 池玲子, 渡辺やよい

ひょんなことから女好きの風呂屋の三助が将軍の身代わりを演じることになり
大奥で毎夜乱痴気騒ぎを起こすお色気コメディー。
とは言え、凝った構図や演出が随所に観られ、ネズミ小僧役の主演池玲子の魅力も炸裂してます。
愛玩人間のパンタをはじめキャラクターもぶっ飛んでます。
中盤まではとにかくこれでもかってほどのエロと笑いなんですが、ラストが相当ハードです。
大ラスは無理矢理軌道修正して漫F画太郎のような唐突感があります。
テンポが良いのであれよあれよという間に終わりがきます。
これ、海外の人が見たらどう思うんだろうか。日本人がサテリコンを観る感じになるのか。
宦官て言葉も久しぶりに聞いたし、冷静に観るとチョンマゲって奇妙な髪型ですよね。

池玲子といえばこのアルバム。ジャケも含め持っておきたくなる名盤です。クイーカの音がとんでもなくセクシーです。
恍惚の世界(紙ジャケット仕様)
恍惚の世界(紙ジャケット仕様)
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2008年03月14日

金曜は映画その10

ツイン・ピークス  ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】
ツイン・ピークス

近所にツタヤがオープンして旧作が200円レンタルだったので
思い切ってツインピークスを全巻借りてみました。
1stシリーズ3枚、2ndシリーズ6枚、と劇場版。
当時観たときは、ハチャメチャな内容だなと思ったんですが、
今観ると、全然そんなことなくきっちりと娯楽作品として楽しめます。
もちろん、リンチ節はいろんなところに鏤められていますし。
現実世界の方がよほど理不尽でつじつまが合わないことが多いと、
身をもって経験したからそう思うのかも知れません。
と、考えると、昔の友達や恋人の良い部分が今になって分かるような、
昔観たり聴いたりしたもので当時は理解できなかったりつまんないと感じたものが、
今の自分には鮮明克つ感動的に受け取れるかも知れないってことで、
新しい作品ばかり追いかけてもいられないと、そう思うのでした。

どうせ視聴するならグッときたいですから、グッとくるものを探したい。

そうそう再見ということで「ミツバチのささやき」と「砂の女」が観たくなってたので店員に聞くと、両方廃盤ですが他店から取り寄せることが出来るとのことで、二日後くらいにはもう連絡が来ました。なんと便利な。
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2008年03月07日

金曜は映画その09

お茶の間トランスフォーメーション ザ・ムービー
お茶の間トランスフォーメーション ザ・ムービー

インランド・エンパイアを観て頭が沸騰しそうだったのであえて続けて観ました
「お茶の間トランスフォーメーション ザ・ムービー」。
お茶の間にあるいろんなものが実は変形して意識を持っているという内容の短編集。
本家、トランスフォーマーと同じなのは変形するところだけです。
ナビゲーターが森本レオなので、バカバカしさが倍増の本編。
さらにふざけているのが特典で、大人のトランスフォーメーションを「日本以外全部沈没」、「ヅラ刑事」の河崎実監督が撮っています。さらにさらに河崎監督とスピルバーグのそっくりさんによる記者会見も収録。
くだらねーと思うようなことを実際に企画を通し作り上げる実行力と熱意、尊敬します。
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2008年02月29日

金曜は映画その08

トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション
トランスフォーマー
監督:マイケル・ベイ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ

ストーリーはもうロボットの戦いとか変形とかそういうアクションを見せるために後からつけたような感じなんですが、むしろその潔さみたいなものが、単純にロボット格好いいという感動を引き出してくれました。
動くは動く、戦うは戦う、変形しまくって、ちょっとおちゃめ。
戦いは基本的に肉弾戦なので演出が凝っていてカンフーや日本の殺陣のいいところを使ってます。
特殊映像技術ってここまできているんだという技術のすごさも味わえるそういう意味でも観て良かった。
友人が何回か劇場に足を運んだと聞いていたので「そんなにいいのか?」と不思議がっていたのですがなんとなくその気持ちが分かりました。
そういや、トランスフォーマーって日本発のキャラクターをアメリカから逆輸入したものなんですね(wiki
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2008年02月22日

金曜は映画その07

シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 幻想と悪夢のアッサンブラージュ
シュヴァンクマイエルのキメラ的世界 幻想と悪夢のアッサンブラージュ

ヤン・シュヴァンクマイエルの制作風景や展覧会の様子を追ったドキュメンタリー。
ストップモーションやアナログな機材と技術を駆使して作られる彼(ら)の作品は短編も長編もどことなく変で気味悪く、なおかつユーモアに富んでいて、何度も観たくなるものばかりです。
その舞台裏を見ることが出来るこの作品はとても貴重。
奥さんのエヴァとの特別な関係が作品を生む力の一因になっていることは明らかなだけに、彼女が亡くなってしまったこの先、どのような作品を作るのか、もしくは作らないのか、とても気になるところです。
昨年、展覧会に行って生で作品群を体感したのですが、それらはやはり奇妙な魅力に満ちあふれていました。
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